えをかく

絵を描こうとしています

テーマをより良くする建設的な会議の方法

ディズニー・ピクサーで行われている会議(討論)の方法が、あたりまえのようでいて、とても深いのでご紹介。

 

ブレイントラストとは、

どんなに才能を持った脚本家や監督でも、必ずどこかで自分を見失ってしまうので、明確な方向性を取り戻すには、忍耐と率直な議論が必要だということ。

 

ピクサーの監督は、自身が思いつき、撮りたくてしかたのない映画を撮っているので、製作中に確実に発生する問題に、監督がその情熱のあまり気付かないという事態がいくつか起こる。

その時のためにブレイントラストという相談相手が用意されている。

 

一流の相談相手なんて、うらやましい。しかし監督も一流ですから、まぁその情熱たるやいろいろと見失う部分もあるやもしれません。しかし、ただ諭すのではなく、作品としての質をあげるための会議なのです。

 

 ブレイントラストの考え方

  • 指摘する側も、される痛みを自身も経験して理解できるという共感と当事者意識のうえで構築すべき。
  • 自尊心を満足させたい、功績を認めてもらいたいという欲求を持ち込ませない。
  • 目的はただひとつ、助け合い、支え合うことによってよりよい映画をつくること。
  • 信頼関係を築き、率直に話せるようになり、反撃を恐れず危惧や批判をできるようになり、建設的な批評の言葉遣いを覚えるまでには時間がかかる。
  • 批評を攻撃と受け取る人、フィードバックを咀嚼しやり直す能力のない人を助けることはできない。

 

個人の名誉・プライドのためではなく、チームとしての成功を考える。意識しないとなかなかできないことです。

 

詳しくはありんとこさんのエントリーで。

 

www.arintoko.com