アスペクト比の歴史が面白かった
今目にしている、あたり前の画面サイズが、どういった経緯でできたのか、そんな謎について教えてくれる動画が公開され注目されています。
多くの人にとってテレビやPCのディスプレイの画面アスペクト比(縦横比)は4:3や16:9といったサイズが一般的ですが、映画の世界ではさらにワイドな2.35:1(12:5)という「シネマスコープ」などのサイズが存在したり、そもそもなぜそれらの比率が生まれたのかという本当の理由がわからなかったりするものです。そんな多くの謎に答えてくれるムービーが「The Changing Shape of Cinema: The History of Aspect Ratio」です。
1890年代
イーストマン・コダック社「4:3」または「1.33」「Kinetoscope」
1929年
光学録音ライン、アスペクト比わずかに変化。
1932年
映画芸術科学アカデミー「1.37」「アカデミー比(Academy Ratio)」
1952年
フレッド・ウォーラー シネラマ「2.59」
パラマウント「アカデミー比」映像から上下を削り「1.66」
1953年
フォックス「シネマスコープ(Cinemascope)」「2.35」
「ビスタビジョン」「1.85」
その他50年代のワイドスクリーンフォーマット
スーパースコープ(Superscope)、テクニラマ(Technirama)、シネミラクル(Cinemiracle)、ビスタラマ( Vistarama)
1954年
パナビジョン MGM 65規格「2.76」
1955年
マイク・トッド氏・アメリカン・オプティカル社(American Optical, Co.)「Todd AO」「2.20」
1962年
パナビジョン 「スーパー・パナビジョン70(Super Panavision 70)」「2.20」
1970年代
IMAX 70mmフィルム
で、16:9「1.77」はどこに?
その謎は、より詳しく翻訳されたものはgigazineで公開されています。